今回は、【新婦から新郎へのサプライズ】です。
たまたま打ち合わせで新婦さんと二人きりの時に、サプライズのお話を持ちかけました。
「何かやりたいけど、何をしたらいいのかわからない」
とのこと。
新郎と話していて、思ったことは、新婦への想いがとても強く、素敵だということでした。
新郎へのサプライズは、やはり新婦から何か行うべきと私は思い、新婦と相談。
「私できることは手紙かな・・・でも、人前はちょっと・・・おふたりだけのところで渡したい」
と、言われました。
確かに、私も性格的に、旦那への手紙を人前で読む勇気はないなぁ・・・と、自分に置き換えて考え、どのタイミングで、手紙を渡すのがいいかを考えました。
1日の流れを見た時に、二人きりの空間を作りやすいのは、「朝」。
とても、親切なおふたりなので、ゲストが来る時間では、自分たちより、ゲストに気を遣うため、集中できないし、挙式が近づけば近づくほど、緊張してしまうのではないかと思い、
「ファーストミート」のタイミングにしました。
新郎は、新婦のドレス姿楽しみにしていましたからね!
会場テラスで、新郎が待っているところに、新婦が後ろから登場。
肩をたたき、ファーストミート。
新郎が新婦のドレス姿に感動し、結婚式を実感したところで、新婦が手紙を取り出します。
私達プランナー、カメラマン、ヘアメイクは、離れた場所で待機。
ふたりだけの空間の中、新婦から新郎へ手紙を読みました。
新郎の目には涙…
男性の涙って、素敵ですよね。
遠くから見ていて、私達スタッフも感動してしまいました・・・
お二人が付き合った5年間を振り返った手紙。そして、これからのメッセージ。
「結婚」を改めて実感するためのサプライズだったような気がします。
お付き合いしてから結婚は、意外に生活も変わらず、今まで通りの自分たちでいられるので、
「結婚」を重く感じることはないと思います。
ただ、私が思うのは、「これから何十年一緒にいる存在である」というのが、結婚だと思います。
付き合っているときは、好きだけでも問題ないかもしれませんが、
「これから何十年も一緒にいる」ということは、生活の中で必要な衣食住をふたりでずっと共にするということ。
毎食の過ごし方、お金の感覚、お家をどう使うか・・・など、細かい部分もお互い認め合っていく必要があります。今まで違った環境のお二人が、共にするということは、簡単のようで難しいこともあるかもしれません。
そんな「結婚」という実感をし、、「これからもふたりで一緒にいたい」と結婚式をきっかけに、改めて実感してもらえたらと思います。
みなさんも二人きりのサプライズ、してみてはいかがでしょうか?