結婚式に、必ず必要なウエディングケーキ。
みなさんはどんなケーキにしたいですか?
そもそもウエディングケーキの始まりは、ビスケットでした・・・
花嫁の子宝と収穫に恵まれるようにと、花嫁の上にビスケットを撒いたのが、最初だといわれていますが、そこから豊饒を祈るフルーツなどが加え、フルーツケーキになり、イギリスのビクトリア女王のご結婚の際、3段のシュガーケーキになりました。
3段にも意味があり、一番下は、当日パーティに参加したゲストへ振舞うもの、真ん中の段は、欠席したゲストの方へ、一番上は保管し、初めての子供が生まれた日か結婚記念日に食べるという意味もあります。
ウエディングケーキの入刀を最近、「しなくてもいかな?」という方も多いですが、
ゲストに振舞うためだけでなく、しっかりしたウエディングケーキの由来があり、意味があるんですよ。
更に、ウエディングケーキこそが、ゲストのシャッターチャンスです。
ふたりだけのカメラ目線の写真を撮ることができるので、「写真映え」するケーキがいいですよね!
今回、またまたこだわったウエディングケーキだったので、ご紹介します。
この披露宴は、85名。
ゲストがたくさんお越しいただくパーティでのウエディングケーキとなると、
少し遠くからでも見て頂ける素敵なケーキにしたいというのが、ポイントでした。
また、会場装花にこだわったおふたり。
会場のメインテーブルに最初からセッティングされているウエディングケーキも
会場空間を作る上で重要なポイントです。
会場に合った【大人エレガント×かっこいい】ケーキを考えました。
いろんな写真を参考にし、会場とも相談しました。
オーダーとしては、3,4段のケーキに大きなお花をつけて頂きたいということ。
ただ、普通のお花を載せただけでは、ケーキのクリームと質感が違い、
違和感を感じてしまうので、ケーキと同じような質感でトータルデザインしてほしいと
お願いしました。
今回のケーキは、ケーキの土台は、パティシエ。
お花はフローリストにお願いするということに・・・
フローリストとしても、今回初めての試みということで、会場に足を運び相談。
お花の花びら一枚一枚作っていくところから、メールで画像のやり取り。
更に前日にケーキにお花をつけた時のバランス感も見に、新婦と一緒に足を運びました。
フローリストの菊池さんには、何度も打ち合わせや電話のご相談にのって頂き、
お二人とも大満足のケーキとなりました。
こんなにも多くのゲストが写真撮影!!
菊池さん、ありがとうございました。
ウエディングケーキは、結婚式では当たり前のものになりすぎて、あまり関心がない方もいらっしゃしますが、結婚式では、大切な願いを込めたイベントです。
また、インスタ映えにもなるので、ぜひ、こだわってみてください!
Party : AndaZ Tokyo
Produce : Dreamfate80 /nakamoto
Photo : Kuppography /manabe
Flower:Liberte /kikuchi