昨日、ベランダに濡れたタオルを置いておいたら、カチカチに凍っていて、びっくりしました。
凍るほど、寒い日が続いているんですね・・・
皆さんもお体気を付けてくださいね。
新郎新婦さんにカウンセリングしていると、

 

「結婚式でゲストを感動させたい」

 

という言葉をよく耳にします。
涙を流すまででなくても、「心が震える時間」をゲストに与えることで、
お二人の結婚式が

 

【ゲストにとって、記憶に残る結婚式になる】

 

と私たちは思っています。

では、「感動」ってどのように作ると思いますか?
その時、私がいつも、おふたりに伺うのは、

「おふたりは、今までで感動した出来事はなんですか?」

ということです。

 
感動って、簡単には生まれないと思うんですよね・・・
映画や舞台などエンターテイメントを見ても、感動して泣ける作品と感動までいかない作品とあると思います。
個人の感動するツボによっても違いますが、映画や舞台のように、
たくさんのプロが作り上げても、感動が100%ではないんです。
ということは、それだけ、ゲスト全員を感動させるって、とても難しいことなんだと思います。

 

【結婚式 = 感動する場面】

 

と当たり前のように思っている方もいるかもしれませんが、意外に難しいんです。
最近、晩婚化が進み、結婚式をする時期によっては、
友人の結婚式にたくさん出ている年齢だと、結婚式の流れも予測がつき、
感動ないままお開きしてしまうこともあります。
もちろん、楽しいだけの結婚式もいいと思いますが、
私達は、

 

「お二人の気持ちを、おふたりらしい形で伝える」

 

ということをいつも考えています。
お二人の気持ちが大切な相手やゲストの心に響いた時、感動が生まれるのではないでしょうか?
人生の中で、友人や両親に心から真剣に「感謝」や「気持ち」を伝えることってなかなかないので、
結婚式は、気持ちを伝えるいい機会だと思っています。

今起きたことに関し、両親や友達に「感謝」をしても、
昔を振り返り、今までのことに「感謝」を示すことは意外にない気がしますからね。

 

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皆さんなら、どのような形にして、気持ちを伝えますか??

 

気持ちを伝える方法は様々ですし、「これがいい」という形は決まっていません。
新郎新婦さんの人柄やゲストによって、どのような形がいいかは違うので、
結婚式の準備の1年~半年かけて、私達から提案し、形にしていきます。

私達もすぐに「これがいいのでは?」と簡単に提案できるものではありません。
お二人をたくさん知って、練りに練って見つけ出すことができるので、少し時間はかかるかもしれませんが、
その分だけ、当日気持ちが伝えられた時、ゲストの表情を見て、新郎新婦さんも私達も感動してしまいます。

 

 

私が、プランナーの仕事が好きだと言えるのも、このゲストの表情・新郎新婦さんの表情を見て、
一緒に感動し、涙流す幸せな時間があるからかもしれません。
何歳になっても、何年経っても、「感動」できるというのは、素敵なことですよね。

 

最近、空間装飾にこだわる方がすごく多いですが、装飾だけ、かっこよくしたり、素敵にするだけでは、
「素敵だった」と言っていただけるとは思いますが、【記憶に残る結婚式】にすることは難しいのではないでしょうか?

 

お二人の気持ちを形にして表現し、伝える事を私たちは大切に、考えて提案していきたいと思っています。
ぜひ、そのアイディアを少しずつ、ブログにアップしていきますね。

 

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