3連休いかがお過ごしですか？

昨日も披露宴の担当で、とても感動。

1年間、毎日のようにLineをしていた新婦さんとの思い出が、

こみ上げてきました・・・

本当に温かい気持ちになり、これでやり取りが終わってしまうと思うと、とても寂しく気持ちです・・・

 

さて、引き続き、パーティリポートです。

まず、挙式会場に選んだのは、

代々木ヴィレッジ内にある【ミュージックバー】

お二人の出会いが音楽の場であり、新郎のご家族は、

楽器を弾いたり、カラオケ行ったり、レコードをたくさん持ってたりと

音楽家族ということもあり、今回、異例にもミュージックバーを挙式会場として、

使わせていただきました。

 

代々木ヴィレッジでの挙式で選んだスタイルは

 

【人前式】

 

日本人にとっては、「挙式」のイメージが「結婚式といえば、挙式をする」というなんとなくのイメージしかなく、

挙式も意味合いより、ビジュアルを見る方が多いですが、

 

「挙式」＝「二人のこれからを誓う誓いの場」

 

です。

ゲストの皆さんにも感じて頂ける意味のある挙式にしたいと考えました。

 

おふたりの想いは、

 

宗教にとらわれることなく、自分の言葉で誓いたい！

ゲストの皆さんにも感動してもらえる挙式をしたい！

 

とのこと。

披露宴だけでなく、挙式も忘れられない挙式にしたいと、流れを考えました。

 

まずは、新郎入場です。

入場シーンにもこだわりました。

 

バージンロードとは、

 

【過去から未来へとつながる道】

 

と言われています。

 

”過去から、未来に向かい、1歩1歩思い出しながら、考えながら歩いていただきたい”

”ゲストにもしっかり過去を振り返りながら、お二人が誓いを上げるこの瞬間を見届けてほしい”

 

と思い、

お二人から伺った人生でもポイントとなったエピソードを1歩歩くごとに、

司会者さんにアナウンスしてもらい、ゲストにも過去を思い浮かべて頂きながら、

ゆっくり歩いていただきました。

 

 

 

新婦入場では、お母様からベールダウンをして頂き、

最後の身支度・送り出しをして頂きました。

 

 

挙式会場が厳粛な雰囲気となり、過去の想いを噛みしめます。

 

お二人が前にそろったところで、通常だとお二人の誓いの言葉となりますが、

誓いの言葉をしっかり誓っていただきたく、まずは、今まで育ててくださったご両親の想いを感じて頂く、

 

【新郎ご両親からの手紙】

 

を新婦のサプライズで披露しました。

予測していなかったサプライズと内容に、新郎は涙・・・

 

 

 

とても仲のいい新郎ご家族。

仲がいいといっても、なかなか面と向かって、ご両親の想いを聞くことは今までなかったと思います。

結婚式という場だからこそ、また、これから新しい家族を作っていく新郎へのエールとして、

ご両親からのメッセージを頂きました。

 

 

お母様も必死に涙をこらえていらっしゃいました・・・

 

そして、今度は新婦へのサプライズとして、

 

【新婦ご両親からの手紙】

 

を同じく、仕掛けました( ´艸｀)

仕掛け人だと思っていた新婦への逆サプライズにびっくり！

 

 

新婦とも仲の良かったご家族。

今までのお母様の想いを知り、ご新婦様は涙・・・

 

このお手紙でご両親の想いを改めて知り、誓いの言葉を読み上げます。

 

 

誓いの言葉は、お互いに誓う言葉を当日まで内緒で書いていただき、当日ご披露しました。

入場からのいろいろな想いや過去を知って頂いてからの誓いの言葉は、会場中が感動しました。

 

そして、指輪の交換。

指輪はお二人でオーダーメイドで作りました。

その指輪をのせるリングピローは、今度は新婦友人からのサプライズで、

友人が作ったリングピローに乗せ、登場。

 

とっても仲のいいご友人からのサプライズに、まだまだ新婦の涙、止まらなくなってしまいました・・・

 

 

指輪の交換＆披露のあとは、

結婚証明書の署名

 

結婚証明書も家で飾れるように、お二人でオリジナルで作成しました。

ベールアップ＆誓いのキスで拍手に包まれ、

 

 

 

挙式が閉式となり、退場です。

お二人も感動の時間から挙式の緊張感がほぐれ、

ゲストの笑顔を見る余裕が出た瞬間、ほっとした気持ちになり、

素の笑顔が退場！！

 

 

 

宗教にあまりかかわらない日本人は、挙式の内容を自分で考えたり、

用意するイメージがなく、挙式が重要という意識がない方も多いのではないでしょうか？

 

「挙式会場が素敵なチャペルならO.K！！」

 

なんて方も多いですが、挙式会場の雰囲気はもちろん、

雰囲気はビジュアルだけではなく、BGMや挙式としての意味のある演出、何かおふたりとかかわりのある会場であれば、

さらにいい挙式になると思います。

 

また、披露宴はゲストとふれあい楽しい時間になる前に、

挙式は感動的にメリハリをつけると、披露宴だけではなく、

挙式から披露宴まで、1日とても意味のあるいい思い出になるのではないでしょうか。

 

結婚式の1日を考えるにあたり、

「楽しく」

だけでなく、

 

「過去を振り返り、感謝をする」

「気持ちの伝わる時間」

「人生の節目として、意味のある一日」

 

にできたらと思っています・・・

 

Party : 代々木ヴィレッジ

Produce : Dreamfate80 /noriko nakamoto

Flower:Lila flowers /naomi nakamura

Hair make:mille /naoko takamoto

Photo : EasterEgg /tomoko nakagawa

video:yuta watanabe